印刷サイズと解像度
どのQRにも使える唯一の最小サイズはありません。データ量、模様の密度、紙の状態、印刷品質、読み取る距離が関係します。
四角いQRには四辺それぞれ最低四モジュール分の余白を残します。SVGは拡大に向いています。PNGの計算はピクセル数=mm÷25.4×dpiです。300 dpiで30 mmなら約355ピクセルですが、これだけで読めるとは限りません。
作り方
- 配置する実寸と余白を決めます。
- SVGまたは十分な解像度のPNGを保存します。
- 実寸で印刷し、全体のレイアウトを確かめます。
配布する前に
外形の寸法にはフレームや飾りも含まれます。QR本体が小さくなりすぎていないか、完成した紙面で確認してください。
下書きから配布まで
最初に、読み取った人に何をしてもらいたいかを決めます。リンク先をスマートフォンで開き、完全なURLをコピーしてください。自分がログインしたブラウザーで開けても、ほかの人にはログインや閲覧許可が必要な場合があります。配布用ならプライベートウィンドウでも確認し、QRの横には何が開くのかを短く書き添えましょう。カメラを使えない人のために、入力できるURLや問い合わせ先もあると親切です。複数の案内が必要なら、情報をまとめたページをひとつ用意すると迷わず使えます。
おすすめのデザインを読み込んだら、サンプルの内容を必ず自分の情報に置き換えます。明るい無地の背景に暗い色の点を使い、周囲の何もない余白を残してください。ロゴは小さく配置し、警告が出たら色や大きさを調整します。プレビューの検査は制作中の目安です。あらゆるカメラ、プリンター、紙、照明での動作を保証するものではありません。画面で見栄えがよくても、そのまま大量印刷せず、保存した完成データで確認することが大切です。
実際に使う場所で確認する
編集画面だけでなく、実際にダウンロードしたファイルを読み取ってください。印刷では最終的な大きさに配置した用紙を一枚出力し、複数のスマートフォンで試します。カメラが反応することに加え、正しいページが開くか、Wi-Fiなら接続できるかまで確かめましょう。利用者が立つ位置や座る位置、読む角度も再現します。ガラスや透明カバーの反射、照明の映り込み、影によって読み取りづらくなる場合があります。名刺で使えたサイズが、離れて見るポスターにも適しているとは限りません。
デザインQRは拡大編集用にSVGを保管し、画像が必要なソフトには十分な大きさのPNGを使います。スクリーンショットや繰り返しの圧縮を避け、縦横の比率を変えないでください。元データと一緒にリンク先のURLや配布目的を記録しておくと再印刷に役立ちます。大量印刷の直前と配布後にもリンク先を確認しましょう。静的QRの模様に期限はありませんが、リンク先のサイトがなくなれば情報は届きません。URLやネットワークの設定が変わったときは、新しいQRを作って案内を差し替えます。
参考資料: DENSO WAVE · QRcode.com